かぞく、くらす、たびをする。

私の理想の台所

土間キッチンのレイアウト

 

吉本ばななさんの小説「キッチン」は、こんな一節ではじまります。

「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。」

私は、この小説の主人公(「みかげ」という名の女性、おそらく20歳ぐらい)程ではないけれど、住まいの中でいちばん好きな場所は台所かもしれません。ただ、好きの気分は少し違うかもしれない。

 

みかげは、
例えこの世でたった一人になっても台所だったらつらくない、
と言います。

 

でも、私はむしろ一人でいる台所は好きじゃありません。
もちろん、一人で黙々と料理をすることが癒しのような時間を与えてくれることもないことにはない。けれど、それでも、基本的には一人でいる台所はそんなに好きじゃないです。

 

私の根っこにある台所像は、
田舎の寄り合いには必ず現れる「おばちゃん達の台所」だと思います。
女の人がたくさん集まって、車座になって団子をこねたり、
土間にいくつもコンロを並べて、鍋にどんどん煮物を作ってく。

みんながそれぞれ役割をもってて、
ワイワイ、ガヤガヤ、おしゃべりしながら、
ご飯を作っていく。

それが私の理想の台所かな、と思うのです。

 

土間キッチンの使用イメージ

 

そんな私の理想の台所を叶えようとすると、どうなるか。

まず、絶対的に「広さ」がいります。
台所だから使いやすく、機能的であるのは大事だし、
導線を考えるのも大事だけれど、
たぶん一番は広いのがいい。

広ければ、誰にでも居場所があるような、
いろんな人や、いろんな事を受け入れられる場所が作れる。
みんなが居たくなるような、
調理場を中心としたひとつながりの空間。

古民家のリノベーションでは、
まさにそんな空間が作れると思っていて、
こうして絵を描きながらイメージを膨らませているところです。

 

さて、コンセプトはさておき、具体的にどういう台所にしたいかは、ある程度は決まっています。

 

1)土間キッチンにする

2)壁は白くする

3)設備はオープンな造りにする

4)薪ストーブを置く

5)寝転がれる小上がりスペースを作る

 

です。

山の家の台所は、畑の野菜を泥がついたまま運び込めたり、薪ストーブもあるし、土足でそのまま入れる、土間のキッチンが一番使い勝手がいいと思います。

それに加えて予算がないので、できるだけお金をかけずにリノベーションする方法を、と考えています。

 

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This article was written on 09 4月 2015, and is filled under リノベーション.

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