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古民家ウェディング ー オーストラリアと日本の国際結婚カップルによる手作り結婚式

ちょうど2年前の夏のこと。

私たち家族が子どもの頃に住んでいた古民家にて
弟が結婚式をあげました。

2人の希望は、自然の中のオープンな挙式。

日本の結婚式では一般的な、
ご祝儀があり、席が決まっていて、司会者が進行する、
お金ばかりかかる、型にはまった式は嫌だということでした。

 

神前式、吹き抜けの高窓から光が差し込む板の間で。そこに祭壇をしつらえ、赤い絨毯を敷きました。

 

そこで日本での挙式は、私たちが育った古民家にて。

神前式を執り行ってくれた神主も親戚なら、
会場のセッティングは父と叔父たちが、
着物の着付けは従姉が、
料理の用意は叔母らが・・・と、
全て自前の結婚式を、言葉通り手づくりしました。

山の中の静けさ、ひんやりとした空気。
教会や神社にも劣らない、
特別で、厳かな空間へと変わりました。

 

式の後には庭の竹林で記念撮影。

 

オーストラリアから来てくれた新婦の家族にも、
せっかく日本で日本的な式を挙げるのだからと、
当日のサプライズで着付けを行いました。

着物は全て、私の母のもの。

 

 

披露宴はそのまま庭で、ガーデニングパーティー。

テーブルには地元の新鮮な料理が並び、
男の人はお酒を飲みながらバーベQも担当。

誰もが自由で、好きなところに腰を下ろして、
時間も気にせず、語り、踊り、歌う。

リラックスできて、心に残る素敵な式となりました。

今から20年前、この場所では母が民宿を営んでいました。

そして工務店を営む父にとって、
この古民家は最高のモデルハウスでもあり、
人を招いては度々宴が繰り広げられていました。

そんな場所も今ではこの有様。

久しぶりに弟のおかげで、
この場所が息を吹き返したのを目の当たりにして、
なんとかここを活かしたいと強く思いました。

ただ維持するのではなく、この場所が生きる形で。

 

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This article was written on 21 6月 2012, and is filled under 作る.

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